論点間の相違点を意識した学習は、
一つの論点を複合的に検討することができ、
結果記憶定着にも有意義です。

司法書士試験の科目でいうならば、特に会社法においてこの着眼点は大切です。

本日は、タイトルの「指名委員会等設置会社の監査委員会」と
「通常の会社形態における監査役会・監査役」
両者の相違点を通じて各論点を深めていきましょう。
完会社・商登記法(コンプリ)第10回
まずは、共通点から。
両者の共通項は、業務執行機関に関する監査権限を有する点です。

まず、指名委員会等設置会社の監査委員会は、
主に取締役及び執行役の職務執行の監査等の権限を有します。
監査委員会を構成する各取締役も同様です。

通常の会社形態における、監査役会・監査役も、
主に取締役の職務執行を監査します(会社法381条1項)。

次に、相違点について。
試験対策的にはこちらの方が問われやすいでしょう。
主に2つ存在します。

1つ目は、それぞれの監査権限の態様です。

指名委員会等設置会社の監査委員会においては、原則独任制が排されています
(会社法405条4項)。
これは、通常大規模形態にある指名委員会等設置会社においては、
複数の監査委員が組織的・統一的に監査権限を行使することで、
監査の実効性を高めることが狙いとされています。

対して、通常の会社形態における、監査役会・監査役においては、
独立して監査権限を行使することが求められています(会社法381条、独任制)。

2つ目は、少し細かいですが、監査の範囲に関して両者相違点が見受けられます。

指名委員会等設置会社の監査委員会では、妥当性監査権限をも有している点が特徴的です。
これは、監査委員会が取締役で組織されている点がその理由となります。

対して、通常の会社形態における、監査役会・監査役においては、
業務執行の妥当性監査権限を有する取締役会とは、独立した機関である
という位置付けゆえに、監査権限は適法性監査に限定されたものとなります。


時間に余裕のある年内の内にできるだけ会社法は、攻略したいところですね。


他の受験生の方のブログはこちらからご覧いただけます。

にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村





解法鉄則集
第1問(問題)    第1問(解説)    第1問(解答)
第2問(問題)    第2問(解説)
    第2問(解答)
⇒ 
「記述で守り切る講座2017」



▼レジュメはこちら
https://goo.gl/Ib3BJs
https://goo.gl/H4GfPI
⇒ 「ミニマムコンプリート基本講座」
⇒ 短期集中リピートスケジュールパンフレット」展開中!
  
(※本年度、最新の筆記試験合格者のお声)




⇒ テキスト抜粋(第1回該当部分)  逃げ切るZONE問題
択一で逃げ切る講座2017